【インタビュー記事】上智大学のIB生にとっての魅力とは?IB入試や英語学位プログラムについて聞きました!

上智大学は帰国子女や留学生も多く、国際色豊かな私立大学として有名なので、進学を視野に入れているIB生も多いのではないでしょうか。

上智大学では3~4年前からIB入試を開始していますが、IB入試の受験者数は増加傾向で、合格者数も7割以上です。このように、上智大学のIB入試では積極的にIB生を受け入れています

今回は上智大学入学センターのチームリーダーである福室さんに、IB生にとっての上智大学の魅力やIB入試についてお聞きしました。

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IB生にとっての上智大学の魅力

Q:帰国生や留学生にも人気が高い上智大学ですが、IB 生にとっての、上智大学ならではの魅力はなんでしょうか?

上智大学は9学部29学科を構える総合大学ながらも、1つのキャンパス(四谷キャンパス)で入学から卒業まで文系理系全ての学部生が勉強しています(看護学科の一部科目は目白聖母キャンパス)。さらに、よく比較される他の総合大学の約3分の1程度の学生数なので、小規模でアットホームな雰囲気が魅力です。

Q:IBは日本の高校とは異なるカリキュラムですが、IB で学んだ知識を上智大学で活かせる場はありますか?

上智大学では全学的に少人数教育の中でインターアクティブな授業を実践しており、IBのカリキュラム同様の環境で学べる機会があります。また、IBで身に付くCritical ThinkingやWriting Skillsを活かせる授業が上智大学には多いと思います。

Q:学業以外の、課外活動や年間行事、キャンパスなどの魅力を教えてください!

部活動・サークル活動は文化系・体育会系合わせて約250種類あり、いろいろなバックグラウンドを持つ学生が楽しく活動しています。文化祭などの学内イベントも盛んであると同時に、都心の駅前にキャンパスがあるということは大きな魅力で、インターンや就活をはじめ、学外の様々な活動にも参加しやすいですよ。

Q:確かに、キャンパスの場所は就職活動にとっては重要ですね。IB生の中には、留学に興味がある人が多いと思います。在学中の留学はできますか?

上智大学の全学生の約15%は留学生で、その出身国も90カ国以上と多様なので、キャンパス自体が国際的な環境です。交換留学制度も充実しており、協定校は300校以上あります。2019年度は約350名が交換留学で1学期〜1年間の留学を経験しました。交換留学制度に関する詳細は、ウェブサイトにありますので、ご参照ください。

さらに、本学の特徴ある留学プログラムとしては、国際社会や国際協力に関心を持つ学生に実体験を積んでもらえるよう、ニューヨークの国連本部で研修できるプログラムなどがあります

上智大学の英語学位プログラムについて

Q:上智大学には、英語で授業を受けて卒業する学部・プログラムがいくつかありますね。

英語で学べる学部・プログラムとしては、約70年の歴史を持つ国際教養学部や、日本の大学としては珍しく理工学部に英語コースがあります。上智大学の英語プログラムでは長年にわたり、主に海外の優秀な大学院でPh.D.まで取得した教員が教鞭をとっており、海外経験のある帰国生や留学生にとっても質の高い教育を実践しています。2020年9月にはSPSF(Sophia Program for Sustainable Futures)も加わり、英語で学位が取得できる学問分野がさらに充実しています。

Q:SPSFはどのようなプログラムですか?

SPSFは、6つの学科(新聞学科、教育学科、社会学科、経済学科、経営学科、総合グローバル学科)から構成されたプログラムです。入学した学科の専門分野はもちろん、Sustainable Futuresに繋がるSPSF独自の共通科目や、SPSF内の他学科の専門科目も受講することで、幅広い知識と教養を身につけることができます。

Q:「持続可能な社会」という、これから世界が直面する課題に多面的に取り組む学部なんですね!SPSFの入試方式はどうなっていますか?

SPSFはIBディプロマのスコアを以て出願でき、提出いただいた書類のみで選考します。ただし、入学時期は9月のみで4月入学はありませんので、出願の際は注意してください。

Q:ちなみに、日本語プログラムに入った場合でも、英語プログラムの授業を受けられるのでしょうか?

上智大学では、全学部が一つのキャンパスに集結している利点を生かして、一定の単位数までは他学科の授業を受けても卒業単位になる柔軟なカリキュラムがあります。単位数や履修できる授業は各学部学科によりますが、その上限の範囲内であれば、英語能力の条件を満たした日本語プログラムの学生が、英語プログラムの授業を受けて単位を得ることが可能です。

ただし、ご自身の入学した学科の勉強が中心になりますので、日本語と英語、主にどちらの言語で授業を受けたいかをしっかり考えた上で出願学部を決めてください。

上智大学のIB入試について

Q:上智大学では、複数の学部学科でIB入試を実施していますね。IB入試を取り入れたきっかけを教えていただけますか?

2017年度の募集から、多様なバックグラウンドを持つ優秀な学生の入学を視野に、IBDPを取得した人のみを対象としたIB入試を始めました。国内外のインターナショナルスクールや海外現地校でIBディプロマを取得した人向けの第1期と、国内の一条校でIBディプロマを取得した人向けの第2期に分けて入試を実施しています。

Q:第1期・第2期どちらでも書類選考がありますが、どのような点を見ていますか?

志望理由書、IBに関する書類、IBのスコア、高校の先生からの推薦状を全て総合的に見て判断しています。志望理由書では、その学科を志望したきっかけと入学後の将来像の繋がりや、そうした自身のビジョンと各学科の特色を踏まえて、上智大学だからこそ入学したいという理由が説得力を持って書けていることが大事ではないかと思います。

Q:書類選考でEEの写しや要約を求められます。EEの内容は、受験する学部・学科に合致したものであったほうが良いのでしょうか?

IBのEEでは、志望する学部学科に関係なく、各生徒さんが高校の勉強の中で興味を持った内容について、IBDPの集大成として仕上げているかと思いますので、必ずしも本学の志望学科に合致するテーマである必要はありません。志望学科に関連する内容については、EEではなく、志望理由書で示していただければと思います。

Q:ありがとうございます。上智大学に入りたいIB生が、入学前にやっておいた方が良いことはありますか?

これは大学としてではなく、個人的なアドバイスになりますが、自分が志望する学科に関連した文献に目を通す、情報にアンテナを張るなどして理解を深めることは大事かと思います。また、日本語プログラムを希望する場合は、入学後の使用言語が日本語となりますので、外国語以上に日本語での文章理解力や表現力が重要です。さらに、理工学部の場合では、日本の高校卒業レベルの数学や理科系科目を学習していることが前提となりますので、外国の学校出身の方は注意してください。外国語学部では志望学科の言語に少しでも触れておくと、入学後の語学授業がスムーズに始められるかもしれませんね。

福室さんからIB生に向けたメッセージ

IBDPは高校から日常的に勉強する習慣がないと修了できないので、大変だと思いますが、将来必ず役立つ貴重なカリキュラムで勉強できる恵まれた環境で、IB Final Examに向けて日々の勉強を頑張ることが、大学受験にもつながるはずです。上智大学ではIBの経験を活かせる環境が整っているので、入学を楽しみにしていただければと思います!

 

福室さん、ご協力ありがとうございました!

上智大学では、IB入試で積極的にIB生を受け入れているだけではなく、多様な留学制度や英語学位プログラムがあり、IBDPの勉強を活かせる場が提供されています。Univ-it!では上智大学のIB入試の情報も掲載されているので、ぜひ活用してみてください!

上智大学

入試系統:
国際バカロレア (IB) 入学試験
選抜方法:
書類選考/面接(一部学科)