元IB生が伝授!九州大学の英語学位プログラム(IUP)の合格方法!

『英語学位プログラムに関する体験談を聞きたい!』

『IBを利用して英語学位プログラムに合格できるか不安…』

人一倍グローバル化に興味を持つIB生のみなさんは、国内大学の英語学位プログラムにも興味を持っていると思います。しかし一方で、英語学位プログラムの情報は少なく、IBを利用して合格できるか不安に感じていませんか?

そこで今回は、元IB生で、九州大学の英語学位プログラム(IUP)に在学中の後藤さんにインタビューしました!

元IB生で九州大学に在籍中!後藤さんのご紹介

所属大学 九州大学(IUP)
所属学部 農学部生物資源環境学科 (Bioresource and Bioenvironment)
出身高校の区分 国内インター
Final Exam May 2020 (2020年5月)
IBの科目 HL: Japanese A, Physics, Math
SL: English A, Chemistry, History
EEの内容
(科目:Physics)
How can we physically calculate dissonance/consonance in a music piece?
(曲中の協和音や不協和音の物理的な数値化)

 

九州大学IUPの入試の流れ

九州大学は、工学部(Engineering)や農学部生物資源環境学科(Bioresource and Bioenvironment)において英語学位プログラムが提供されています。10月入学となっていることや、入試日程が他大学のIB・AO入試と異なることに注意してください!

 

九州大学IUPの入試日程 (2021年10月入学)

出願期間 2021年1月6日 (水)~ 1月21日 (木)
一次審査(書類審査)結果発表 2021年2月15日 (月)
二次審査(面接) 2月下旬~3月上旬
合格者発表 2021年3月25日 (木)
入学手続き 2021年4月19日 (月)

*2021年10月入学の出願は終了しております。
*一条校のIB生は生物資源環境学科を受験する際、大学共通テストを課される可能性があります。

【体験談】
九州大学のIUPを受験したきっかけは、英語で授業を受けたいと思ったからです。海外大学も何校か受験しましたが、国立大学の九州大学の学費が一番安かったため、九州大学を選びました。また、元から環境保全について興味を持っていたので、九州大学の生物資源環境学科での研究内容にものすごく惹かれました。

一次審査で気を付けることは?

IUPの一次審査は出願書類の審査となります。提出書類としてIBのスコア(Final Examが終わっていない場合はPredicted Score)や外部英語資格等が含まれますが、それ以外に志望理由書(Application Form)や高校の成績証明書 (HS Transcript) 、卒業証明書等(Graduation Certificate)を提出する必要があります。書類に漏れがないよう、前もって通っている高校と相談しておきましょう。

各学科で必要なIBスコア・外部英語資格

工学部電気情報工学科
(Electrical Engineering and Computer Science)
IB (Physics・MathのHL必須で2教科とも5点以上), SAT,
または A level

TOEFL または IELTS
工学部応用化学科
(Applied Chemistry)
IB (ChemistryやMathのHL必須で2教科とも5点以上), SAT,
または A level

TOEFL または IELTS
工学部材料工学科
(Civil Engineering)
IB (Physics/ChemistryやMathのHL必須で2または3教科とも5点以上), SAT, または A level

TOEFL または IELTS
工学部機械航空工学科
(Mechanical and Aerospace Engineering)
IB (PhysicsやMathのHL必須で5点以上), SAT, または A level

TOEFL または IELTS
農学部生物資源環境学科
(Bioresources and Bioenvironment)
IB, SAT, または A Level の提出でTOEFLやIELTS必要なし
【体験談】
出願書類は全て英語で提出しました。Application Form (志望理由書) では、九州大学を志望した理由だけではなく、自分自身(自分の特技や高校で行った課外活動、取得した資格等)についても問われました。
特に九州大学を志望した理由を書く際は、日本人だからこそ国内で専門分野を学びたいことや、インターで培った英語力を持続させたいことを強調しました。さらに、自分が学びたい内容が九州大学の生物資源環境学科に沿っているかどうかを示すために、自分が興味のある研究室についても言及しました。
また、自分自身について書く際には、ピアノコンクールの全国大会に出場したときの実体験を基にしました。IBの勉強を行いつつ全国大会に向けて練習する必要があったので、2つ以上の大きなタスクを両立してやり遂げられる能力は、自分の長所であるとアピールしました。

 

 二次試験の面接ってどんな感じ?

二次試験では、英語での面接が20~30分ほど行われます。また、一条校や国内インター含め日本に滞在しているIB生は、2月下旬に九州大学で面接を行います。一方で海外在住のIB生は、2月下旬から3月上旬にかけてオンラインで行われます

【体験談】
面接では、私が高校で得た知識そのものよりも、「私自身」について多く聞かれました。特に、自分が学びたい内容と志望理由に筋が通っているか確認されました。あとは、自分の趣味、EE、高校で何をしてきたのかについても聞かれました。色々な質問をされたように聞こえるかもしれませんが、私が答えた内容に対して、さらに面接官が深堀していくことの繰り返しでした。(例えば、まず得意な科目を聞かれたときに「物理」と答えたのですが、その後に「物理の知識は、環境保全を含む生物資源環境学科の研究にどう応用できるのか」という質問が返ってきました。)
このように、自分自身の考えや学んだことを様々な視点から聞かれたので、コミュニケーション力はもちろんのこと、高校の経験がものすごく重要になると思います。

 

【おまけ】後藤さんの体験談特集!

入試で苦労したことは?

入試は1月下旬~2月中旬にかけて行われたのですが、私は九州大学だけではなく海外大学も含め約15校を受験しました。Final Examが5月だったので、IBの勉強と両立しながら各大学にApplication Form (出願書類) を準備する必要がありました。正直言ってとても忙しく、寝る間を惜しんで勉強したり、休み時間といった隙間時間で出願書類を書いたりした記憶があります。

今の大学生活ってどんな感じ?

まだ授業が始まって4か月ほどしか経っていないのですが、宿題が多いという印象を受けました。さらに数学等ではIBで習わなかった内容もたくさんあるので、勉強で忙しい毎日を過ごしています。
大変なことも多いのですが、日本人は私だけなので、留学生たちと積極的に交流できます。日本にいながら様々な国籍の学生と議論しあえるので、コロナ禍でありながら充実した大学生活を送っています。

IB生へのメッセージ

IBでは、自分自身で物事を思考・解決する能力がとても大事だと、これまでの経験から学ぶことができました。その経験を入試に生かすことができたと自負しています。
自然科学や環境保全などについて英語で勉強したいIB生には、ぜひIUPの生物資源環境学科(Bioresource and Bioenvironment)をお勧めします!

後藤さん、ご協力ありがとうございました!

 

最後に…

九州大学のIUPでは、英語で専門分野を学ぶことができるので、IBの経験を存分に生かせると思います。IUPの入試は、IB生にとって有利なものとなっているので、英語プログラムに興味のある方はぜひUniv-it!も参考にしてみてください!

九州大学 (IUP)

学部・学科:
農学部生物資源環境学科
選抜方法:
書類、面接