【ボストンキャリアフォーラム体験談】海外大に進学した大学生はどうやって就活するの?

海外大学に在学中の2、3年生の生徒のみなさんは来年の夏に向けてインターンやフルタイムの就職活動を少しずつ始める時期ではないでしょうか。また、海外の大学に進学したあとでどうやって日本での就職活動を進めたらいいのかわからない、という人もいると思います。今回の記事では海外大生の日本での就職活動(インターンも含む)の方法をご紹介していきたいと思います。

 

筆者の簡単なバックグラウンド

現在カナダのトロント大学でライフサイエンスを専攻している大学4年生です。2018年11月頃に大学卒業後は就職をしようと思い、2019年のボストンキャリアフォーラムにて日本での就職先を決めました。筆者は大学3年の時まで大学院に進む予定でいたのですが、途中で気が変わり、就職することを決めたので周りの学生に比べて遅く就活を始めました。

海外大生の就活の流れ

海外大生は日本にいる学生に比べて、参加可能な就職イベントも得られる情報も少なく、日本での就活に不利なのでは?と心配する人もいると思いますが意外とそうでもありません。海外大生でも問題なく日本での就職を決めることはできます。海外大学生の主な就活の流れは以下になります。必ずしもこうしなければいけない、というわけではないので、一つの例として参考にしてみてください。

  1. 就活サイトから情報を集めて、志望企業を絞っていく。
  2. 自己分析、企業研究をする。
  3. 就活イベントや就活サイトを通じて応募する。
  4. 面接・試験の対策をする。
  5. 就活イベントまたはスカイプにて面接を受ける。
  6. 内定!

海外大生も参加可能な就活イベント

まず、海外大生でも参加可能なイベントをいくつかご紹介します。どの会社に応募するのか、どの業界で働きたいのか?まだわからなくても、就活イベントに参加したり、ウェブサイトで企業リストなどを見ながら、少しずつ自分の中で就職したい企業、業界を固めていくといいと思います。どのサイトでも提供しているサービスはほとんど似ているのですが、提携している企業や提供している情報が異なるので、色々なサイトに登録して情報を集めることをお勧めします。

また、これから紹介するウェブサイトでは、無料で就活面談を行っている会社がいくつかあります。アドバイザーの人に就活相談をすると、どのように就活を進めていけばよいのか?どのような業界があるのか?など詳しく教えてもらえるので無料面談は一度でいいので、活用するといいと思います。

Career Forum Net (CFN)

ボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)でよく知られるCFNはボスキャリ以外にも一年を通して留学生のための就活イベントを開催しています。毎年11月にアメリカのボストンで開催されるボスキャリは海外大生のための就活イベントの中では規模が一番大きく、多くの海外大生はここで内定やインターンを決めます。ボスキャリには240社ほど参加しており、色々な業界の会社の説明会に参加したり、応募することが可能です。またCFNのサイトでは各企業の基本情報や求人情報などを見ることができるのでお勧めです。CFNの開催する主なイベントは以下になります。すべてのサービスやイベントの参加は無料です。

  1. ボストンキャリアフォーラム
  2. ロンドンキャリアフォーラム
  3. 東京キャリアフォーラム
  4. その他、上海、サンフランシスコ、シンガポールで開催しています。

また、予定が合わずイベントに参加できない人のために、オンラインで選考を行っている企業もあります。履歴書やエントリシートはPDFなどのファイルで提出し、SPI試験などはオンラインで実施、面接もスカイプ面接となります。
[https://careerforum.net/ja/event/]

マイナビ国際派就活

日本の大学生が就職活動の際によく利用するマイナビですが、実は海外大学生または留学経験のある生徒のためだけのイベントやサービスも展開しています。すべてのサービスやイベントの参加は無料です。海外に滞在している学生で夏休みや冬休みに帰国する予定のある人は参加してみるといいと思います。以下、主なイベントのリストです。

  1. マイナビ国際派就職2019サマー東京・大阪
  2. マイナビ国際派就職2019ウィンター東京・大阪
  3. その他、中国、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで一年を通して就活イベントを開催しています。

詳しいイベントの日程などはマイナビ国際派就活にて確認してみてください。また、日本に帰国する予定のない学生はオンラインの選考で就活ができます。
[https://global.mynavi.jp/conts/event/]

リクナビ海外大生

リクルートグループの海外大学生の新卒採用サービスです。ウェブサイトに登録すると様々な企業の採用情報などが得られる他、無料でアドバイザーなどに就活に関する相談をすることも可能です。このような面談などを通して企業を紹介してもらい、企業に応募するようになっています。周りに日本での就活に関して相談する先輩や友人がいない学生にはおすすめです。

また、リクナビでは企業研究の仕方、履歴書の書き方、自己分析の仕方なども紹介されています。
[https://job.rikunabi.com/kaigai/] 

Connect Job Agent

キャンパスリクルーティングを通してConnect Jobについて知る人もいるかもしれません。就活イベントに加え、就活のワークショップなどを開催しています。海外大学でもイベントを開催しているので、自分の大学でもイベントを開催しているかどうか、サイトで確認してみてください。主なイベントは以下になります。

  1. Connect Job US
  2. Connect Job Premium Winter
  3. Connect Job Worldwide Online Fair Summer 
  4. その他、東京大阪以外の都道府県、中国、ベトナム、ミャンマーなどで開催しています
    [https://job.connectiu.com/en/]

帰国GO

留学生を対象にした就活支援サービスです。こちらも他の企業のサービスと同様、無料です。CFNやマイナビなどの就活イベントに比べると規模は少し小さいですが、東京、大阪、カナダ、アメリカ、イギリスなどで一年を通してイベントを開催しています。こちらも無料でアドバイザーの方と就活相談をすることが可能で、フルタイムやインターンの応募が可能です。
[https://www.kikokugo.com/]

就活に便利なウェブサイト・本

続いて、面接や試験の対策をするときにお勧めなウェブサイトを紹介します。選考に関する詳しい情報(面接で聞かれる質問など)や試験に関する情報(SPIの種類や問題形式)を過去に選考を受けた先輩がシェアしているサイトになっています。

筆者の経験では、応募する企業のページを見て、どんな質問を聞かれるのか?どんなテスト形式なのか事前に確認しておいたことでしっかり質問に答えられたり、試験の結果がよかったことが多々あったのでお勧めです。

One Career

特に海外学生のためだけのサイトではなく、主に日本の学生を対象にしたサイトになります。しかし、どの企業も選考プロセスは日本の学生も海外の学生でもほとんど同じなので、とても参考になります。一連の選考プロセス、面接の雰囲気や試験の内容など細かく書いてあります。
[https://www.onecareer.jp/]

外資就活ドットコム

名前からも連想できるようにこのサイトでは外資系の会社と日経のトップ企業への就職を考える学生向けの就活サイトになっています。このサイトもOne Careerと同様で先輩の体験談を数多く紹介しているほか、企業の説明などもたくさん載っているで企業研究をする際にお勧めです。
[https://gaishishukatsu.com/]

「これが本当のSPI3だ!」洋泉社

企業によってオンラインの試験を実施している場合があります。業界、企業によって形式は異なるので一概には言えませんが、SPI形式を採用している企業がとても多いです。なので、こういった参考書を事前に解いて、試験準備をしておくと安心です。

ボストンキャリアフォーラム体験談

最後に、筆者の経験談を交えながら海外大生の多くが参加するボスキャリの流れをご紹介したいと思います。

CFNの開催するボスキャリは毎年11月の初めごろにボストンで開催される3日間の就活イベントです。4月頃に詳しい日程が発表されるのですが、8月、9月にホテルやAirb&bの予約をしようとしてもすでに予約でいっぱいだったり、値段がとても高くなってしまいます。来年、参加を考えている人は会場に近い宿泊先を早めに確保することをお勧めします。

イベントの日程が発表されてから少しずつ、企業の参加リストが発表されていきます。このリストを見ながらどのような企業がくるのか事前にチェックしましょう。ボスキャリでは以下の二通りの選考プロセスがあります。

事前に応募

企業参加リストの中には5月、6月頃からインターンとフルタイムのオンライン選考を始める企業があります。これに応募すると一次面接や二次面接、オンライン試験などをボスキャリの前に実施して、最終面接をボストンで受けることになります。筆者がボスキャリで受けた企業はすべて事前に応募した企業でした。

事前に最終最終面接まで進められるとボスキャリ中に企業説明などに参加する必要がないのでその分、違う企業の説明会に参加することができます。筆者は働きたい役職が明確に決まっていたので、ウォークインはせずに全て事前に応募して、最終面接をボストンで受けました。

ウォークイン

これはイベントが始まってから、企業説明会に参加 / 応募して面接を受けるケースです。したがって、一次面接から最終面接まで三日間のうちにすべて終わらせることのできる効率のいい方法です。事前にある程度興味のある企業、説明会に参加したい企業は絞っておく事で効率的に企業ブースを回れると思います。

ボスキャリに複数回、参加している経験豊富な学生が沢山いる中で、私は大学4年の最後の年に参加したので、イベント中はかなり緊張しました。しかし、事前に日本での就活イベントに参加したり、先ほどご紹介したウェブサイトをフル活用して企業分析と面接練習をい事前準備をしっかりしたところ、志望する企業から内定を頂くことができました。日本で就活を考える海外大生はぜひ、活用してみてください!

最後に…

いかがだったでしょうか。少しでも海外大生の就職活動の方法について知ってもらえたら光栄です。Univ-itでは就職関連の記事だけでなく、海外大学の詳細情報を見ることもできるので、以下からぜひチェックしてみてください!