【進学情報】カナダの大学に進学したい!進学方法・受験資格は?学費や奨学金は?

2020年9月7日

カナダの大学は日本人学生の進学先・留学先として人気があります。

「カナダの大学に進学したい!」「IB Diplomaの資格を使って英語圏の大学に進学したい!」そう考えてはいるものの、どのようなことから準備していけば良いのかわからない… そうしたお悩みを抱えていませんか?

本記事では、そうした皆さんのお悩みを解決するために、カナダの大学を受験する際に必要な準備、必要な資格等をお伝えします。
また、海外大学進学の際に気になる学費や奨学金についてもご紹介いたします。

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カナダの大学について

CollegeとUniversityの違い

・Collegeとは
アメリカでいうリベラルアーツの”college”とは異なり、カナダの大学のcollegeは職業訓練や技術資格のための教育を提供します。したがって、一般的な学士資格を取るためにはUniversityに進学する必要があります。

・Universityとは
カナダのuniversityは学士号を取得できる教育機関です。カナダの大学のほとんどは州立の公立大学で、比較的大規模な大学がほとんどです。生徒が200-300人の講義から、20人程度の少人数授業まで提供されており、規模のイメージとしては日本の大学と似ているところがあるといえるでしょう。

カナダの大学の受験資格について

統一試験の提出は不必要

アメリカやイギリスの大学との一番大きな違いは、統一試験の提出が課されていないという点です。
ここでいう統一試験とはSATやAPテストのようなアメリカ型の統一試験のことを指しています。

もちろん、出願の際には高校を卒業していることが大前提になるため、国際バカロレア課程を通して、IB DiplomaやIB Certificateの資格を取り、高校卒業要件を満たすことは必須条件です。

また、学部によっては、Requirementとして特定のIBの科目を学習したことを指定している場合があります。
例えば、University of Tronto場合、下記の条件を満たしていることが入学前のRequirementになります。

Requirement
・IB Diplomaの科目は最低でもHLの科目を3つ含んでいること
・Englishの科目をSLまたはHLで取得していること
・数学を必要とする学部に応募する場合、Maths SLまたはHLを取得していること
(Maths Studiesは不可)
*2021年以降は、IB Mathsの科目の種類が変わるため、随時HPを確認すること。
・IBの最終試験が27点以上であること(ボーナスポイントを含む)

University of Torontoの応募資格(英語):University of Toronto International Baccalaureate Diploma

したがって、自分の目指している大学と目指している学部のRequirementを把握しておく必要があります。
また、Requirementは単なる応募資格の最低条件であり、点数が良ければ良いほど有利に働きます。
実際、人気の学部ほど応募者のIB Scoreの平均点は高くなります
そのほかの大学のRequirementについては、下記記事や各大学のHPを参考にしてください。

語学力の証明

また、日本人の学生が留学生としてカナダの大学を受験する際には、英語またはフランス語の語学試験の証明書を提出することは必須となっています。

例えば、Queens Universityの場合、最低でも下記の点数を満たす語学の証明を提出する必要があります。
・TOFEL iBT 88 (24 Writing, 22 Speaking, 22 Reading, 20 Listening)
・MELAB 90
・IELTS 6.5
・PTE 60 overall

語学力の条件も各大学によって異なるため、事前に志望校のHPをみて把握しておくようにしましょう。

カナダの大学の受験方法

各大学のHPから直接応募

カナダの大学の場合、イギリスの大学受験で使用するUCASのようなサイトはありません。
したがって、自分の希望する大学1つ1つに直接応募する必要があります。

例えば、University of Torontoの場合、オンタリオ州独自のOUAC 105 Applicationという受験のためのオンラインサイトに登録し、そのサイトを通してApplicationの手続きを行います。
カナダの大学の多くは州が運営する公立大学のため、各州によって応募方法もそれぞれです。

志望校の大学のHPに必ずInternational Student向けのApplicationの案内が載っているので、それを確認するようにしましょう。

オンタリオ州の大学受験者登録ページ:Ontario Universities’ Application Centre

受験料

受験料も大学によって異なりますが、日本の大学の受験料よりも安く設定されています。
University of Torontoの場合、c$180(180カナダドル)の受験料が必要になります。

こちらも州によって、または大学によって異なるため、各大学のHPを確認するようにしましょう。

カナダの大学の学費

米国や英国の大学よりもリーズナブルな学費

海外の大学に留学生として進学することを考えるとき、ネックになるのが高額な学費です。
カナダの大学はその多くが州立大学であること、また、留学生誘致に力を入れていること、為替レートの影響などにより、アメリカやイギリスの大学と比べて学費が安くなります。

もっとも学費が高い州がオンタリオ州、もっとも学費が安い州がニューファンドランド・ラブラドール州になります。
国内生の学費の2~3倍の学費になりますが、州によっては日本の私立大学と同じくらいの学費に抑えることができます。

カナダの大学の学費データ:Tuition Fees by University

利用できる奨学金

・大学独自の奨学金
どの大学も、学生のニーズや成績に応じた奨学金をオファーしています。
大学独自の奨学金は、その大学への進学が確定してから申請可能となります。
進学先が決まった時点で、応募できる奨学金があるかどうかをウェブサイト上で確認したり、アドミッションオフィスに尋ねたりすると良いでしょう。

・日本の留学生向けの奨学金
日本から海外の高校や大学に短期・長期で留学する学生向けの支援機構もいくつかあります。
カナダの大学への進学を検討しているみなさんも、下記のような奨学金を利用することができます。

文部科学省 海外留学支援:トビタテ!留学JAPAN

・出身地域の奨学金
そのほかにも、出身地域独自の自治体による奨学金も利用することができます。
ご自身の出身地や居住地が提供している奨学金があるかどうか、確認しておくと良いでしょう。

Univ-it! では、数あるカナダの大学から自分の興味・関心に合う大学を調べたり、自身の受験資格を確認したりすることができます。

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