【2023年度版】IB生必見!立命館アジア太平洋大学 (APU) のIB入試を徹底解説!

海外のカリキュラムで勉強してきた日本人IB生と言っても、様々なバックグランドを持っていると思います。そのため、人によって卒業時期などもバラバラで、大学の入学時期を考慮して進学先を選んでいる人も多いのではないでしょうか。しかし、立命館アジア太平洋大学 (APU) では全ての授業を英語で受けられるのは勿論のこと、どの入試制度も4月入学と9月入学を希望する学生を受け入れています!ギャップイヤーを考えずに行きたい学部を選択できるのが大きな魅力です。

そこで今回は、IB生にとって有利なAPUのIB入試について解説していきます!

 

APUの魅力って?

APUは国内にいながら、留学しているような環境で学べるのが大きな魅力です!キャンパスの約50%の学生が留学生で、さらに専門科目の90%は日本語・英語が選択可能であるため、多国籍の学生との国際交流に加えバイリンガル教育を受けられます。さらに、APUのどの入試でも「英語基準入試」と「日本語基準入試」を選択することができるため、英語の授業のみで学位を取得できるプログラム(「英語基準入試」)も充実しています。APUに関する詳しい情報は、EDUBAL主催のIB生対象オンライン大学説明会の動画より参考にしてみてください!

※ 「英語基準入試」では留学生と同じように英語で授業を行うので、「日本語基準入試」と比較すると実際に必要な英語スコア等が異なります。

関連記事:【学生インタビュー】学生の半分が留学生!立命館アジア太平洋大学(APU)のIB(国際バカロレア)生にとっての魅力とは?

 

APUのIB入試の紹介!

APUでは、IBDP取得者のみを対象とした国際バカロレア入試 (IB入試) を実施しています。アジア太平洋学部 (APS)、国際経営学部 (APM)、2023年度から新設されたサステイナビリティ観光学部 (ST) の全3学部で実施しており、IB入試は4月、9月入学を希望する学生のどちらも受け入れているので、高校の卒業時期に合わせて受験することが可能です!

出願時期 4月入学:10月下旬、9月入学:3月中旬
入試方法 第1次選考:出願書類による審査
第2次選考:個人面接 (オンライン)
※ 出願書類、個人面接の言語は、入学基準言語に基づく

APUの第1次選考では、「志望学部への興味・関心」「入学後の学修等に対する意欲や熱意、記述の論理性や説得力」「課題論文 (EE) の内容」などが重要なポイントとなっています。志望理由書だけではなく、EEも重要な評価基準となっているので、IB生のうちから受験対策が始まっていると気を引き締めておきましょう。さらに、第2次では、EE等の出願書類をもとに探究的な物の見方や考え方が評価されます。出願書類の内容は、何を聞かれても答えられるようにしっかりと見直しておくことをおすすめします!

その他、出願する入学基準言語(日本語基準・英語基準)によりTOEFL iBTやIELTSなどの英語能力試験が必要ですが、IBを英語で取得した場合 (Billingual DP) は不要です。さらに、出願に必須なIBスコアや科目も課されていないため、IB生にとって受けやすい入試制度ではないでしょうか!

※英語基準入試で出願した場合は志望理由書や面接の言語が英語となるため、注意してください。

募集要項はこちら

 

IB入試以外も有利!?

海外就学経験者(帰国生)入試

今までIB入試について紹介しましたが、海外のインターナショナルスクールや現地校で勉強したIB生は、海外就学経験者 (帰国生) 入試も受験可能です!こちらの入試も4月、9月入学を希望する学生のどちらも受け入れているので、学校の卒業時期に合わせて受験することができます。さらに、IB入試と時期が異なるので、併願も可能です!

海外就学経験者 (帰国生) 入試の試験内容はIB入試と類似しているものの、「中学・高校の課程で、外国で通算2年以上の教育を受けた者」のみが対象となっているので注意しましょう。

受験資格 中学・高校課程で、通算2年以上海外の学校に通っていた人
出願時期 4月入学:9月~12月出願(3回実施)
9月入学:12月~4月出願 (3回実施)
入試方法 第1次選考:出願書類による審査
第2次選考:個人面接 (オンライン)
※ 出願書類、個人面接の言語は、入学基準言語に基づく

 

活動実績アピール入試

海外就学経験者(帰国生)入試では、海外の中学・高校で勉強してきた帰国生しか受験できませんが、総合型選抜の一つである活動実績アピール入試であれば、どの高校出身であっても受験できます。IBDPの提出を必須としないため、「IBDPが取得できるか不安…」と考えているIB生にもおすすめしたい入試制度です!さらに、受験資格さえ満たされていればIB入試、帰国生入試とも併願できるので、APUを第一希望に考えている人は検討してみてはいかがでしょうか。

※ この入試では、英語力を生かせる「カテゴリーA(英語能力・留学アピール)」と課外活動についてアピールする「カテゴリーB(言語・学芸・社会活動・スポーツ等アピール)」のどちらかを選んで出願しますが、「カテゴリーB」に関しては一条校出身の方向けとなっていることに注意してください。

受験資格 カテゴリーA(次のいずれか):TOEFL iBT 42点以上、IBDPを英語で取得・取得見込みの者、海外の高校の課程を3ヶ月以上受けた者

カテゴリーB:高校での諸活動において優れた実績を持つ者で、高等学校の全体の学習成績の状況(評定平均値)が5段階で 3.5以上の者。また、数学について、少なくとも「数学Ⅰ」ならびに「数学A」を履修し、単位を修得している、または修得見込みである者。

出願時期 4月入学:9月~12月出願(3回実施)
9月入学:11月~6月出願 (3回実施)
入試方法 第1次選考:出願書類による審査
第2次選考:個人面接 (オンライン)
※ 出願書類、個人面接の言語は、入学基準言語に基づく

 

最後に…

いかがだったでしょうか。今回はAPUの魅力やIB生に有利な入試制度について紹介しました!APUは日本にいながら留学しているような環境がととのっているので、国際色豊かな環境で勉強してみたい方はぜひ検討してみてください!

立命館アジア太平洋大学(APU)

学部:
アジア太平洋学部・国際経営学部・サステイナビリティ観光学部
選抜方法:
書類選考・面接