全世界のIB生に大人気!オランダ留学が選ばれる理由は?

2022年10月25日

ヨーロッパのほぼ中心に位置するオランダは比較的安い授業料で質の高い授業を英語で受けられることから、留学生に人気の進学先です。
現在アムステルダムで大学生をしている筆者がたくさんの魅力が詰まったオランダの情報をお届けします。

オランダってどんな国?

オランダは英語非ネイティブの国々の中で世界一の英語力を誇る国です。年配の方から子供までみんな英語が通じます。第二言語、第三言語が英語の人が多く、いろんな文化背景の人とコミュニケーションをとることができるのが大きな魅力の一つです。
筆者はオランダ語は全く話せませんが、コミュニケーションに困ったことは一度もありません。
オランダは麻薬と売春が合法でよくいえば寛容、悪くいえば奔放な国というイメージを抱く人が多いと思います。実際、人口の13%以上が移民で構成され、多文化な国です。そのため外国人として暮らしやすく、比較的差別が少ないのが特徴です。生活の質(QoL)は世界第3位と高く治安も比較的よいです。

オランダの大学ってどんな感じ?

オランダの大学は英語のプログラムが豊富です。ドイツ、イタリア、中国、ベルギーの順に国際学生が多く、全世界から学生が集まります。基本的に3年制で、最終学年にインターンシップがあるのが特徴です。
一般的に言われている海外大学事情と同様、入り易く卒業するのが大変です。筆者もアプライの際にしたことはIBのスコアとモチベーションレターの提出、オンライン面接だけです。学校や学部によっては試験もありますがほとんどの大学が書類選考と面接のみです。ただし授業についていくのに高い英語力を求められるため、一般的にIELTS6 または6.5を取ることが必要条件となります。筆者は英語でIBを取得し、English B HL をとっていたのと、コロナの影響でIELTSが受けられなかったためIELTSは免除されました。そして入学後はスコアが少しでも足らないと落第、退学というシビアな環境下で勉強します。

オランダの代表的な大学

※ランキングを作っている機関と年度によって順位に変動があります。最新情報は各大学のサイトをご確認ください。

オランダには学術教育と科学研究に焦点を当てた Research University (WO) と専門教育に力を入れる University of Applied Sciences (HBO) の二種類があります。今回は Research University について紹介します。

  • アムステルダム大学 (Universiteit van Amsterdam)
    • 世界ランキング62位
    • 英語のコースが幅広く提供されている国内最大の高等教育機関
    • 人文科学、社会・行動科学、経済・経営学、法学、自然科学、医学、歯学の7つの学部で構成されている
  • ユトレヒト大学 (Utrecht University) 
    • 世界ランキング75位
    • 英語で受けられる大学院のプログラムがオランダの大学で最も豊富
    • ノーベル賞受賞者を12人輩出していることで有名
  • エラスムス・ロッテルダム大学 (Erasumus Univertsity Rotterdam) 
    • 世界ランキング69位
    • 医学、経営学、経済学、国際行政学の分野で世界から高い評価を受けている
    • ヨーロッパ全土から学生が集まるので英語のコースも多数ある
  • デルフト工科大学 (Delft University of Technology) 
    • 世界ランキング67位
    • オランダ国内最大の国立工科大学
    • 工学分野、コンピューターサイエンスで有名な大学で、建築分野で世界トップ5に入っている
  • ライデン大学 (Leiden University)
    • 世界ランキング67位 
    • オランダ最古の大学で人文学系に強い大学
    • シーボルトがライデン大学で研究していたため日本との関わりが深く、世界で最初に日本学科が設立された
  • アムステルダム自由大学 (Vrije Universiteit Amsterdam) 
    • 政策、教育、研究の分野で高い評価を受けている
    • 法学部、経済学部、社会科学部、哲学部、心理学部、芸術学部、神学部、地球科学部、理学部、医学部、歯学部、スポーツ科学部の12の学部から構成されている
    • 持続可能な未来、国際紛争、社会的包摂に関する研究が盛ん

オランダ留学に関するPROS&CONS

PROS 【IBについて】
・IBを取得している留学生は大学入学前の foundation year programme をスキップできる
・IB で身につけたレポート書き方や批判的思考などのスキルが役に立つ
【大学について】
・英語圏の大学に比べて学費が比較的安い
・いつからでも大学生になれるから年齢層が豊か
・教育水準が高い
・インターンシップの履行が単位に含まれる
【生活について】
・世界中から集まる様々な人と出会える
・ヨーロッパの色々な国に行きやすく、文化に触れられる
・オランダ全土で英語が通じる
CONS 【大学について】
・進学条件がシビアで毎年退学率が高い
・日本の大学に比べて勉強量が多くプライベートの時間が少ない
【生活について】
日本と比べ、スリや詐欺などの軽犯罪が多い
・家探しが大変(特にアムステルダムは住宅難)
・EU圏外の学生に適応されない学生手当がある
・悪天候の日が多く、冬が長い

Application process

大学入学受け入れは試験がないぶん、IBのスコアが勝負です!
ここでは、参考までに筆者が経験した出願から進学までのプロセスを紹介します。

最後に

どうだったでしょうか。せっかく全世界に通用するIBをやっているのに進学先の可能性を模索しないのはもったいない!この機会に英語圏の国以外の海外進学も検討してみてはいかがでしょうか。