【2022年度版】IB生が慶應義塾大学SFCを受験するには?元IB生が徹底解説!

慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス (SFC) では、総合政策学部と環境情報学部がカリキュラムを共有していることもあり、国際政策、経営、自然科学、アートなど、文理や学年問わず幅広い分野を学ぶことができます。

「せっかくならIBDPで学んだリベラルアーツ教育を深めたい!」

そんな思いを持つIB生にとって、ぴったりの大学ではないでしょうか。

そこで今回は、IB生がSFCを受験するのに、おすすめの入試制度を紹介していきます!

 

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SFCでIB生にとって有利な入試制度は?

慶應義塾大学SFCでは、様々なバックグラウンドをもつ学生を育成したいという思いから、AO入試や帰国生入試、英語学位プログラム (GIGAプログラム) など入試制度も多様化しています!IB入試は実施していないものの、これらの入試制度はIB生にとって有利となっているので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

*どの入試制度も、総合政策学部と環境情報学部の併願はできないことに注意です!

AO入試

SFCでは、春AO, 夏秋AO, 冬AOといったように、出願時期が異なるAO入試が実施されています。春AOや夏秋AOは、4月入学もしくは9月入学を自分で選べるため、入学時期を高校の卒業時期と合わせることができるのが魅力的です。

*春AOで4月入学を希望する場合、10月までに卒業した人限定なので、すでに高校を卒業した帰国生や国内インター出身者向けとなっています。

AO入試の種類 入学時期 出願時期
2021春AO 2021年9月
2022年4月
 (4月の場合、10月以降に卒業見込みの場合は受験不可)
2021年6月上旬
2021夏秋AO 2022年4月
2022年9月
2021年9月上旬
2021冬AO
(GIGAプログラム・英語のみ)
2022年9月
2023年4月
2021年12月~2月

入試方法は、どのAO入試も一次の書類審査と二次の面接のみです。書類審査ではIBスコアや外部資格の提出を必須としていないため、SFCを志望する理由や、高校で行った活動をアピールすることが重要となっています。また、出願の際に面接試験で使用したい言語(「日本語」「英語」「どちらでも可」)を選択することができます。得意な言語でチャレンジできることも、IB生にとって大きな魅力ではないでしょうか!

*面接の方法は、コロナの影響で変更となっている場合があります。詳しくは募集要項を参考にしてください。

帰国生入試

SFCの帰国生入試は、海外のインターや現地校に最終学年を含め2年以上在籍した人のみを対象にしています。出願資格が満たさなかった方も多いかもしれませんが、倍率が10倍弱だといわれているAO入試と比較すると倍率が少ないと思われます。出願できる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

帰国生入試は、第一次選考で書類審査、第二次選考で小論文・面接が課されます。書類審査では志望理由書に加え、TOEFL iBTまたはIELTS、国家試験等の統一試験(IBやSAT)が必須なので、それぞれの資格のスコアをのばすことが重要となります。

*国家試験等の統一試験は、IBやSAT以外に、滞在国に沿った試験も提出可能です。詳細は、募集要項で確認をお願いします。

一般入試

ほとんどのIB生はAO入試や(海外の高校出身者の場合は)帰国生入試に挑戦すると思いますが、一般入試もIB生に有利であることはご存じでしょうか?

 慶應義塾大学の一般入試は、AO入試や帰国生入試よりも時期が遅めで、1月から出願が開始されます。さらに、出願書類が「調査書」もしくは「高校修了証明書・成績証明書」のみなので、書類をそろえる手間も少ないと思われます。よって、当日の試験に向けた対策が必須です。

SFCの一般入試の試験内容は当日の記述試験のみであり、大学入学共通テスト(旧センター試験)を必要としません。SFCの記述試験の内容として、『小論文』に加え、『数学』『情報』『外国語 (英語)』『数学および外国語』から1つを選択します。つまり、『小論文』と『外国語』の記述試験で挑戦することも可能なので、IBDPの勉強を生かせるのが大きな魅力となっています(詳しくは募集要項へ)!

一般入試の配点

数学 数学:200
小論文:200
情報 情報:200
小論文:200
外国語 外国語:200
小論文:200
数学および外国語 数学および外国語:200
小論文:200

今回Univ-it!では、インドネシアのインターナショナルスクールでIBDPを取得し、一般入試でSFCに合格した大崎さんにインタビューしました。

 

慶應義塾大学総合政策学部に在籍中!大崎さんの大学入試体験談!

なぜSFCの一般入試を受けましたか?

私のFinal Examの時期が2020年5月だったのですが、コロナ禍でFiinal Examが中止になってしまいました。そこで思うようなIBスコアをとることができなかったため、IBDPを必須とする帰国生入試は断念しました。どうしても慶應義塾大学に行きたいと思っていたところ、予備校の先生に一般入試を勧められたため、チャレンジすることにしました。

一般入試に向けてどのように対策しましたか?

私は予備校に通っていたので、小論文などは先生に何度も添削してもらいました。ただ、小学生の頃から海外生活だったため、日本語で記述する必要のある小論文には自信が持てませんでした。そこで『外国語』を選択し、満点を目指してひたすら過去問を解いていました。海外生活やIBでみにつけた英語力が、大きな強みになったと感じています。さらに、先生や同じ境遇で一緒に勉強を頑張った友だちに助けられた部分は多いので、自分ひとりで抱え込まなかったことも良かったと思いました。

このようにIB生は、日本の高校のカリキュラムとは異なった勉強を行っているため、特有の受験対策が必要となります。情報量が少なく悩むことも多いと思いますが、専門の予備校や、IB生や帰国生に特化したオンライン家庭教師「EDUBAL」を活用してみてはいかがでしょうか。

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【結論】SFCを受けるには、どの入試制度がおすすめ?

ここまで、SFCの入試制度としてAO入試、帰国生入試、一般入試を紹介しました!どの入試方法もIB生にとって有利ですが、特にどの方法が合っているか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで、出願時期や入試方法、入学時期で選択することをおすすめします。下記の表に、各入試制度がどんなひとにおすすめなのか簡単にまとめたので、参考にしてみてください!

春AO入試 帰国生・国内インター出身者が利用しやすい
高校の卒業時期に合わせて入学したい
記述試験は避けて、書類・面接で挑戦したい
得意な言語で受験したい
夏秋AO入試 一条校出身者が利用しやすい
高校の卒業時期に合わせて入学したい
記述試験は避けて、書類・面接で挑戦したい
得意な言語で受験したい
冬AO入試 英語で大学の授業を受けたい人限定
高校の卒業時期に合わせて入学したい
帰国生入試 帰国生限定
IBスコアや英語資格のスコアで差別化したい
なるべく倍率が低い方法がいい
一般入試 12月以降に出願したい
面接は避けて、記述試験で挑戦したい

どの入試が向いているかは人それぞれだと思いますが、SFCはどの入試でも専願ではありません。出願時期も重なっていないので、異なる入試制度で何度か挑戦することができます!SFCを第一希望に考えている人にとっては、受験できる機会が多くなるので大チャンスです。

 

大崎さんからIB生へメッセージ!

IBDPはやってよかったと思いますか?

私は2020年5月に高校を卒業してから、約9か月間大学の受験勉強を行っていたので、モチベーションを維持するのが大変でした。ですが、IBDPを乗り越えたことで自信がつき、予備校の勉強や大学に入ってからの勉強にあまり苦労しなかったと思います。長期戦だった受験を乗り越えられたのはIBDPのおかげだと思っています!

大学入試を控えた後輩たちにアドバイスをお願いします!

みなさんも高校の先輩から、「OO大学に合格するにはO点以上必要だ」というお話を聞いているかもしれません。ですが、コロナの影響で大学入試の状況も大きく変わっています。私の受験経験や予備校の同級生たちの話から、実際に出願して試験を受けてみないと合格するか分からないと実感しました。もし出願条件を満たしているのなら、自分から入試形式の選択肢を狭めずに、色々な入試形式にチャレンジしてみてもいいと思います。

 

最後に…

いかがだったでしょうか。今回は実際に一般入試を経験した元IB生にインタビューしましたが、SFCにはIB生にとって有利な入試制度が3種類もあることを理解していただけましたか。慶應義塾大学SFCはIB生を積極的に受け入れているので、みなさんもぜひ挑戦してみてください!

慶應義塾大学SFC

入試系統:
AO入試