【学生インタビュー】学生の半分が留学生!立命館アジア太平洋大学(APU)のIB(国際バカロレア)生にとっての魅力とは?

2024年6月17日

立命館アジア太平洋大学(APU)は学生の半数が世界約90ヶ国から集った国際学生から成る、非常に多様性豊かな大学です。ほぼすべての授業が英語と日本語の両方で開講されており、すべて英語だけで授業を受けて卒業することも可能です。日本有数の温泉地である大分県・別府にありながら、国際色あふれる教育を行うAPUの魅力について、IB卒業生として入学した近藤さんにお話をうかがいました!

APUってどんな大学なの?IB生にとってどんな魅力のある大学なの?という疑問をお持ちの方は必見です!

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インタビューを受けてくれた近藤さん

近藤さん(国際経営学部(APM)2回生)

日本の一条校でMYP・DPを経験。DP取得して高校卒業後、APUに入学。オナーズプログラムにも選抜され、メンターと呼ばれる教職員とともに、自らの成長と地域・国際社会への貢献のための企画なども行っているそうです。

立命館アジア太平洋大学(APU)を選んだ理由

ー近藤さんは大学受験にあたって、APUを第一志望としていたそうですね。どのようにAPUを知り、APUに行くことを選んだんですか?

「私が通っていた高校には、IB生の大学進学のための相談室のようなものがあり、そこの担当の先生に大学でやりたいことや学びたい学問の方向性を伝えて、候補となりそうな大学を一緒にリストアップしてもらっていました。その中にAPUがあったんです。私は東京出身なので、もっとアクセスの良い都内の大学ももちろん候補でした。

決め手になったのは、APUの職員の皆さんのIBに対する理解の深さです。私が大学選びをしていたときに色々な大学の担当者の方と直接お話しましたが、『IBがあまり理解されていない』『IBDPがスコアだけで評価されている』と感じることが多かったんです。ある大学の合同説明会で、APUの方だけが『EE(課題論文)はどんなテーマで書いているんですか?』とか『HLは何をとっているんですか?』など聞いてくれて、IBのことをよく分かってくれているなと思いました。

私は国際経営学を学びたくて、さらに英語で学びたいとも思ってたので、まさにAPUはピッタリでした。むしろ、APU以外はあり得ないという感じでしたね(笑)」

ー英語で学べることも魅力だったんですね。

「そうですね。国内の一条校出身で母語は日本語ですが、IBはすべて英語で学んだので。それを活かしたいという思いはありました。海外大学も候補にありましたが、『日本で学びたい』という気持ちも一方であったんです。それが自分の求めていることだと直観的に感じました。だから、『日本にいながら英語で学べる』大学を探していました。」

ー他の大学も見ていたと思いますが、学校の雰囲気などの違いは感じていましたか?

「APUは国際学生が多く、バラエティに富んでいてオープンな雰囲気です。高校1年生の夏に、大分に来てオープンキャンパスに参加しましたが、キャンパスの印象も他の大学に比べて開放的だと思いました。他にも実際にいろいろな大学を見に行きましたが、キャンパスと学生の雰囲気という点でもAPUが良いなと思っていました。」

立命館アジア太平洋大学(APU)での学び

APUでは学生によるプロジェクトコンペも盛ん。大学から予算が出る場合も。

ーIBではディスカッションを通じた学習や、自分で学びを深めるアクティブ・ラーニングの要素も多かったと思います。APUでもそのような学びが継続できていますか?

「授業によっては、もちろんインプットの時間が多いこともあります。例えば、法律に関する授業とかですね。ただ、『聞くだけ』の授業はほとんどありません。レポートを書くことはもちろん、時にはグループを作ってグループでレポートを書いたり、ビジネスプランの立案を行ったりします。グループワークが多いので、必然的にディスカッションの機会は増えますね」

ー正直、授業は面白いですか?

「必修科目の中には、科目名を見て全く興味が湧かない科目もあるんです(笑)。ただ、そういった授業を実際に受けてみると、後悔したことはないですね。APUの先生は教え方が上手な先生が多いです。外国人の教員や、海外の大学院を出た教員が多いので、色んな価値観を認められる先生が多いからかもしれないですね。

国際学生と一緒に英語でディスカッションするのは楽しいですね。日本人に比べて国際学生の方が自分を表現したり、主張することが上手なので、その中に混じって切磋琢磨できるのはAPUならではだと思います。私はIBも英語でやってきて、英語でのディスカッションも沢山やってきたので、その時の経験が活かせる嬉しさもあります」

ー近藤さんはオナーズ・プログラムに選抜されていますね。グローバルリーダーを育成するようなプログラムだと聞きましたが、どんなことをやっているんですか?

「4月には、オナーズ・プログラムの同期10人と先輩のTA(ティーチング・アシスタント)の方とともに、キャンプに行きます。TAの方が様々なアクティビティを企画してくれて、『これからAPUでどんなふうに成長するのか』などについて考える機会となっています。

2年生になったとき、逆に自分がTAとしてキャンプに行きました。やってみて驚きましたが、キャンプの企画はすべて学生に任されているんです。後輩の学びを促すために、どんなことをしたら良いのかを本当にゼロから考えました。学生の自主性が重んじられており、そういったイベントから学ぶことも多いですね」

将来の夢について

ー将来の夢はありますか?

「APUに入る前から、マーケティングに興味がありました。ずっと、『商品開発』『商品企画』に興味があったんです。もともと化粧品が好きで、化粧品の商品企画などの仕事をしてみたいなとなんとなく思っていました。ただ、最近は『企画』自体への興味が高まっています。自分が『企画』に興味があるということがはっきり分かったのも、1回生の時に受けた『キャリアデザイン』という授業がきっかけでした。なので、今は化粧品以外の分野であっても、広く『商品企画』に携われるような仕事がしたいなと思っています」

ーマーケティングに興味を持ったきっかけなどはありますか?

「高校の時から、色々と自分で企画することを任されることが多かったのがきっかけかもしれないですね。化粧品を見ていても、自分で使うことにあまり興味はないですけど、その化粧品がどういうコンセプトで作られているのかとか、その広告にどんなメッセージを込めているのかなどを考えることに楽しさを感じていました。」

立命館アジア太平洋大学(APU)の入試に向けて準備したこと

ー時間軸的には前の方に戻ってしまいますが、APUの入試に向けてはどんな準備をしていましたか?

「 入試にあたっては、エッセィや志望理由書を書く必要がありました。それに加えて、TOEFLなどの英語能力の試験結果と、IBスコアなどを提出しました。エッセィなどは英語で書かなければならなかったので、自分でまず書いたものを学校の先生に見てもらって、リライトするというのを繰り返しました。」

ー学校の先生に見てもらって準備を進めたんですね。志望理由書ではどのようなことを書きましたか?

マーケティングを勉強したいこと、なぜマーケティングを勉強したいのかの理由、APUであれば自分のIBの経験を活かせること、さらに自分がAPUの学生であれば周囲にも良い影響を与えられるということをアピールしました」

ーIBの勉強と大学出願の両立は大変でしたか?

「私の場合は、8月に出願したのでIBのFinal Examの前にAPUへの出願がありました。合格もFinal Examの前に決まっていたので、あまり大変だという感じではなかったですね。APUだけしか受験していなかったので、じっくりと準備をすることができました」

ー最後に、後輩の皆さんにメッセージをお願いします!

「私の場合は、大学を選ぶときに『自分から大学に合わせる』ことはしないようにしていました。『大学が求めている人間像』と自分のなりたい姿が合致していることを重視していたんです。大学選びで後悔しないために、『この大学に入ると自分はどんな風に成長できるのか』をじっくり調べて、自分がなりたい姿を考えてほしいです!」

●2019年度APUオープンキャンパス
立命館アジア太平洋大学(APU)について「もっと知りたい」「実際にキャンパスに行ってみたい」という方は、ぜひ別府のオープンキャンパスに参加してみましょう!
2019年度は、7/14(日), 8/4(日), 11/3(日・祝)の日程で開催予定です。
詳しい情報は公式HPをご確認ください!
●2019年度英語開講授業体験プログラム
「英語で行われる授業に興味がある!」という方に向けて、APUでは体験プログラムを東京・大阪で開催しています。
東京では7/20(土), 8/25(日), 10/5(日)に、大阪では7/21(日)、12/21(土)に開催予定です。
こちらも詳しい情報は公式HPをご確認ください!

立命館アジア太平洋大学(APU)の入試情報はUniv-it!で検索!

IBDPを取得してAPUに進学した近藤さんにお話をうかがいました。まだ20歳前とは思えないほど、自分の軸がしっかりとしていて、そのあたりが『APUの学生』らしいところなのではないかと感じました。

APU自体もとてもIBフレンドリーな大学なので、IBDPで学んでいる生徒の方には、ぜひおすすめしたい大学です。Univ-it!でも大学情報を見ることができるので、以下からぜひチェックしてください!

立命館アジア太平洋大学(APU)

学部:
アジア太平洋学部・国際経営学部
選抜方法:
書類選考・面接