【2024年度版】IB生・帰国生必見の学習院大学の入試制度

2023年10月5日

国内の難関私立大学GMARCHの一つでもある学習院大学は、都内にある広大なキャンパスに５学部17学科が集結しており、通学の利便性が高い大学です。また約７割の授業が少人数形式で実施されており、学生と教員の距離が近く、主体的に学習ができることも学習院大学の魅力の一つです。
しかしIB生や帰国生の中には、学習院大学を受験する方法がわからない、自分に学習院大学の入試制度が合っているのかわからない、と悩んでいる方も多いのではないのでしょうか。そこで今回は、IB生・帰国生に有利な学習院大学の入試制度として、「総合型選抜」と「『外国高等学校出身者』および『海外帰国生徒』対象入学」をご紹介します！
※2024年度入試の情報をもとにしています。

 

総合型選抜（IB生・帰国生におすすめ）

学習院大学では国際社会学部でのみ総合型選抜を実施しています。英語での授業に慣れているIB生や帰国生であれば、出願資格に含まれる英語資格・検定試験で高スコアが期待できるので、出願条件をクリアできるだけでなく、書類選考で有利に働きます！共通テストも免除されるので、学生の負担になりにくい入試制度と言えるでしょう。

実施学部	国際社会学部
出願資格	大学指定の英語資格・検定試験のいずれかの基準を満たしていること（英検、TOEFL iBT、IELTSなど） 以下のいずれかを満たしていること 外国において学校教育における 12 年以上の課程を 2022 年 3 月以降に修了した者、もしくは 2024 年 3 月までに修了見込みの者 IB資格を 2022 年 1 月以降に授与された者、もしくは 2024 年 3 月までに取得見込みの者
入試日程	出願期間：10月下旬 第１次選考合格発表：11月下旬 第２次選考：12月中旬
入試内容	第１次選考：提出書類 第２次選考：筆記試験、口頭試問
募集要項	学習院大学 2024年度 国際科学部 総合型選抜 学生募集要項

 

「外国高等学校出身者」および「海外帰国生徒」対象入学

学習院大学では、海外の高校を卒業した帰国子女（＝外国高等学校出身者）だけでなく、過去に海外の学校から日本の高校に編入した帰国子女（＝海外帰国生徒）をも対象に、独自の入試制度を設けています。外国高等学校出身者か海外帰国生徒かで出願資格の条件は異なり、また出願先の学部により出願資格が異なるので、募集要項をもとに自分に当てはまる出願条件を細かくチェックしましょう。
入試内容に関しては、法学部と経済学部では出願後に書類選考があるので、出願書類に不備がないように気をつけてください！

実施学部	法学部、経済学部、文学部、理学部
出願資格	【外国高等学校出身者】 以下のいずれかを満たしていること 外国において、最終学年を含めて２学年以上継続して学校教育を受けていること 外国において、最終学年を含めて通算４学年以上の学校教育を受けていること 外国において、IB資格を取得していること ※法学部、経済学部への出願には別途出願条件あり 【海外帰国生徒】 中・高等学校を通じ、継続して２学年以上、もしくは通算して３学年以上、海外で外国の教育を受けていること 法学部、経済学部、理学部：2022年９月１日以降に外国の教育から日本国内の高等学校に編入していること 文学部：2021年９月１日以降に外国の教育から日本国内の高等学校に編入していること ※法学部、経済学部への出願には別途出願条件あり
入試日程	法学部、経済学部、文学部：出願期間 → ８月中旬 / 最終選考 → ９月下旬 理学部：出願期間 → 10月下旬 / 最終選考 → 11月下旬
入試内容	筆記試験、面接（法学部、経済学部は書類選考あり）
募集要項	学習院大学 2024年度 「外国高等学校出身者」および「海外帰国生徒」対象入学 学生募集要項

 

最後に…

学習院大学のIB生・帰国生向けの入試制度について、お分りいただけたでしょうか。今回の記事が、みなさん一人一人に少しでも合う大学や入試制度を見つけられるきっかけとなれれば幸いです！
とはいえ、募集要項を読んでみてもよく分からないこともあるかと思います。そんな時に役立つのが、「Univ-it!トピック」という機能です。「Univ-it!トピック」はIBでの勉強や大学進学に関する疑問を自由に投稿できる掲示板となっており、IBを実際に経験したUniv-it!スタッフが皆さんの不安解消のお手伝いをします。何かお困りごとがありましたら、お気軽にご質問ください！
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