IB入試には条件付合格があるので以下のようなことが起こり得ます。
AとB二つの大学があるとして、両方とも第一志望、両方とも合格したら入学しなければならないとの縛りがあり、AはIB入試、Bは推薦入試だったとします。
Aに条件付合格をした後、IBDPのテストが不合格になることを想定してBも受けておくことにします。
その時、IBDPも合格しBも合格となると、どちらかを辞退しなければなりません。それを恐れてBは受けず、それでIBDPが不合格になれば、Bも受けておけば良かったとなります。
いずれにしろ問題があるようですが、こうした場合、どうすれば良いでしょうか。何か良い方策があれば教えてください。
IB入試と推薦入試の併願についてお悩みとのことで、たしかにどちらの入試形式においても「合格したら入学しなければならない」と記載のあるものが少なくなく、悩まれるIB生は多いかもしれません。
現状としては、各大学が発表している入試結果からも分かるように、合格者数と入学者数が必ずしも一致するわけではなく、やむを得ない事情で辞退をする受験生も一定数いるのだと思われます。
ただし、辞退することを前提とし、やみくもにいくつもの大学に出願することは望ましくはないかと思います。
難しい問題ではありますが、併願可能な(「合格したら入学を確約する」という記載のない)大学も候補に入れながら、上手く出願する大学を調整できると良いかと思います。